一人称の読み物

どういう訳か、一人称の読み物に苦手意識があります。
「俺は～」「私は～」が、どうにも苦手です。
本屋で新刊を見つけると、中身が確認出来る場合は、
あらすじとキャラクター、挿絵の好みの他に、
主人公の描写が一人称であるか、三人称であるかを見ます。

中身が確認できなくて一人称の小説を買ってしまった時は
非常に微妙な気持ちになります。
なんというか、一人称小説は感情移入しすぎてしまうので
共感できる主人公でないと嫌で読み進められないのです。
だから、続きを読まないでそのまま放置…というのもしばしば。

だから自分が書くときは三人称です。
一人称で書こうと思っても多分苦手意識があるので
上手く書ける自身がないのです。

でも、一人称小説も面白い作品はいっぱいあります。
自分が最初に苦手と思う段階を乗り越えてでも読みたいと思う
作品に出会えたときはとても幸せな気持ちになります。
昨日読んだ「ルーク&レイリア」もその一つ。
ページ開いたら、うっわ…一人称！って最初思ったんですが、
あらすじが面白かったので読みました。
期待を裏切らないおもしろさでした。
読んでよかったｗ　シリーズ物らしいのでそろえようと思います。

あと、一人称で面白かったのは「まるマ」シリーズ。
夢中で読んだ時期あったなぁ～。

やっぱ一人称でも三人称でも、面白ければみんな読むんだよなぁ～